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昔の文学には、興味深いのがたくさんありますね。学校でいろいろ習ったときは、特にあまり感じなかったのですが、 ある程度大人になってから、それらのものに接すると風情が感じられます。最近のものもご紹介しています。 では、よろしく御願い致します。
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2007/10/07 日記<御宿かわせみ>
御宿かわせみ
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御宿かわせみ(おんやどかわせみ)は、平岩弓枝作の連作時代小説シリーズ。旅籠「かわせみ」を舞台にした人情捕物帖。『小説サンデー毎日』昭和48年(1973年)2月号から隔月で連載される。第33話掲載後、『小説サンデー毎日』休刊のため、一時中断した。1982年、出版社を替え、『オール読物』で連載が再開された。
2005年11月号掲載作品をもって終了。同誌2007年1月号より、時代が明治維新以降に飛び、子ども世代を主とした「新・御宿かわせみ」となっている。平岩作品の中でも人気があり、1973年に東京放送|TBSの東芝日曜劇場で「秋の螢」のタイトルでドラマ化され、以降日本放送協会|NHKやテレビ朝日などでテレビドラマ化されている。設定
時は江戸時代末期、ところは江戸大川端。腕利きの同心だった父を亡くした庄司るいは、家督を親戚に譲り、大川端に旅籠「かわせみ」をひらく。一つ年下の幼なじみで恋人の神林東吾は、奉行所与力の弟。東吾の友人で八丁堀の定廻り同心の畝源三郎や、医者で将軍家御典医の倅の天野宗太郎、かわせみの奉公人嘉助・お吉らとともに市井の事件を解決していく。連作の初期から中期には、身分違いを気にするるいと東吾のなかなか進展しない恋愛模様が長く描かれ、いわば永遠の青春の呈を表していたが、近年では、東吾の出仕、るいとの結婚と子供の誕生と、幕末の時代の流れのなかでそれぞれの登場人物の時間が動いていくさまが描かれるようになってきている。
登場人物
南町奉行所吟味方与力・神林通之進の弟。伸びやかな性格の持ち主。美男子。
神道無念流の遣い手で練兵館では高弟の一人。八丁堀の道場の師範の一人であり、方月館の師範代を務めた。
長らく二男坊の冷や飯食らいで、るいとは正式に結婚できなかったが、通之進の配慮により祝言を挙げることができ、さらに望外にも講武所の教授方と軍艦操練所勤務(後に教官並)となる。
八丁堀に生まれたものの使命感と持ち前の好奇心のもとに、親友である畝 源三郎の手伝いをしたり、かわせみに飛び込んでくる事件に首をつっこんだりして捕り物に関わる。
なお、苗字は「かみばやし」と表記されていることもある。;(庄司)るい(しょうじ るい)
大川端にある旅籠かわせみの女主人。東吾の妻。
鬼同心と言われた庄司源右衛門の一人娘。父の死後、本来なら養子を迎えて家を嗣ぐべきところ、同心株を返して旅籠を始める。
東吾とは幼なじみ。子どもの頃から東吾のことが好きだったが、身分違い(東吾は子のない通之進の跡継ぎと目されていた)であることと家付き娘であることから半ばあきらめていた。
作品中美人であることが強調されている。たびたび女長兵衛をきどる情け深さの一方、勇敢に小太刀を振るうことも。;畝 源三郎(うね げんざぶろう)
定回り同心。東吾の親友。東吾やるいにとっては幼なじみ。
定回りにしては野暮ったいと言われるが、誠実な男。
かわせみ
東吾とるいの娘。;嘉助(かすけ)
かわせみの老番頭。元は庄司源右衛門の若党。今でも捕り方だったときの習性が出ることがある。
るいを助ける忠義者。お吉とのでこぼこコンビぶりはこの作品の笑いを誘う一面である。;お吉(おきち)
かわせみの女中頭。母親の代からの庄司家の奉公人で、いったん嫁いだが夫に死なれて出戻った。
忠義者だが、好奇心が強く、おしゃべり。大の幽霊嫌い。その性格がかわせみに騒動をもたらすこともある。
神林家
東吾の兄。南町奉行所吟味方与力。
東吾とはひと回り以上年上で、早くに父を亡くした東吾にとっては父親代わりでもある。美男子。やさしい風貌は、幼くして母を亡くした東吾が「母の顔を見たければ兄の顔を見よ」と言われて育ったほど。
妻の香苗とはおしどり夫婦。
麻太郎を養子にする。;香苗(かなえ)
神林通之進の妻。通之進とは幼なじみで子どもの頃から好きだった。
おっとりした性格であるが、人目を忍ぶ仲だった東吾とるいを見守り、また麻太郎を「お腹を痛めて産んだ子としか思えない」と言い切る面も。;神林麻太郎(かんばやし あさたろう)/大村 麻太郎(おおむら あさたろう)
清水琴江が大村彦右衛門との結婚後に産んだ子であるが、おそらくは東吾との一夜の契りによる子。
琴江が死亡した後、通之進と香苗が何もかも承知の上で養子とする。
東吾の若い頃に似ている(ということは通之進にも似ている)ため「通之進の隠し子ではないか」と噂された。
畝家
畝 源三郎の妻。
札差・江原屋の一人娘のため、(お互い思いを口にできないまま)諦めようとしていたが、源三郎の婚礼当日、花嫁の駆け落ちを取り繕う仮嫁となり、そのまま正式に妻となった。
源太郎と千代の二子がいる。;畝 源太郎(うね げんたろう)
畝 源三郎の長男。
剣の師でもある東吾を慕う。麻太郎とは親友で、まるで東吾と源三郎の幼い頃のようと言われる。
麻生家
目付・西の丸留守居を歴任した旗本。香苗と七重の父。
東吾たちの父とは親友で、七重と東吾を結ばせようと望んでいた。
剛直な人物だが、宗太郎に家督をゆずって隠居した後は、孫や麻太郎・源太郎たちの相手をするのが楽しみ。;麻生宗太郎(あそう そうたろう)/天野宗太郎(あまの そうたろう)
医師。東吾の親友。
偽名を名乗ってかわせみに泊まったさい、東吾の依頼で悪人を引っかける芝居に一役買ったのがきっかけで付き合うように。
将軍家御典医・天野宗伯の長男。母親も典薬頭今大路家の長女。
継母(実母の妹)の実子である弟に家督を譲るためと西洋医学を学ぶために極道を装って長崎に留学。
後に、七重と結婚、麻生家に養子に入る。
つかみ所のない飄々とした人柄で、人を食ったような発言も多い。
麻生家の離れを治療所にし、貧乏人からは代金を取らない名医として本所・深川あたりの人々に親しまれている。;麻生七重(あそう ななえ)
源右衛門の二女。宗太郎の妻。
東吾のことが好きだったが、るいの存在を知り半ば身を引く。
のちに宗太郎と結婚し、花世と小太郎の二子を産む。;麻生花世(あそう はなよ)
宗太郎と七重の娘。
おてんばで、思わぬ事件に巻き込まれることも。
お手先
畝 源三郎のお手先(いわゆる岡っ引)。
深川佐賀町のそば屋長寿庵の主人だが、店は妻と息子に任せきり。
血の気の多かった若い頃に畝 源三郎の父に手札をもらいお手先となった。
岡っ引には珍しく人柄が良い、誠実で温厚な男である。;仙五郎(せんごろう)
飯倉・麻布付近を縄張りにするお手先。本業は桶屋(後に息子に譲って隠居する)。
こちらも岡っ引には珍しく人柄が良い。
その他
剣士。狸穴の方月館の主。直心影流剣術|直心陰流の達人。
温厚な人柄で、東吾が師範代になってからは道場を任せきりにしている。
刀剣などにも造詣が深い。;おとせ
方月館の家事一切を引き受ける女性。
ある事件で東吾と知り合い、息子の正吉とともに方月館に身を寄せる。;善助(ぜんすけ)
方月館の番頭格。;文吾兵衛(ぶんごべえ)
通称「永代の元締」。深川あたりの香具師やばくち場を取り仕切る大親分。
そのような立場でありながら人が良く、永代の元締の息がかかったばくち場なら素人が安心して遊べると言われる。
花世が引き起こした事件をきっかけに東吾達と知り合う。
花世に「ひげもじゃもじゃ」と呼ばれる大男。
息子は小文吾。;清水琴江(しみず ことえ)
七重の友人。
一度嫁いだが子どもの頃に乱暴された記憶が元で離縁になる。柳河藩の重臣・大村彦右衛門と再婚が迫り、克服のためには好きな人と契ることと医師に言われ、一計を案じて東吾と一夜の契りを持つ。
再婚後、おそらく東吾の子である麻太郎を産むが、夫に先立たれ、柳河藩の姫君のお輿入れのお供として多度津に行くも、お家騒動に巻き込まれ、密書を多度津藩江戸屋敷に届ける途中に斬り殺される。;斎藤弥九郎(さいとう やくろう)
剣士。この作品では珍しく実在の人物。
練兵館の主。東吾と同じ岡田十松に剣を学んだ東吾の兄弟子だが、十松の死後、改めて東吾と師弟の契りを結ぶ。
テレビドラマ
秋の蛍
出演
真野響子版
NHK水曜時代劇の枠で放映
出演
主題歌
古手川祐子版
テレビ朝日系でドラマスペシャルが2回放映された
出演
沢口靖子版
タイトルは『新・御宿かわせみ』テレビ朝日系放映
出演
高島礼子版
NHK金曜時代劇で放映
出演
関連項目
http://blog.so-net.ne.jp/na_/2007-06-09 |